こんな時にプレアーク

すべての人と暮らしに、
新しい安心を届けます。

必要な時にその場で必要な電気をつくり、
センサーシステムを作動させる。
それにより、これまでにない、
新しい安心が可能になります。
地震時には建物の損傷状況を
把握できることはもちろん、
建物の適切なメンテナンス時期を
知ることもできます。
また、お年寄り世帯や空き家などを、
しっかりと見守り続けることも可能になります。

いざという時のために

地震での損傷も、
メンテナンス時期も、
知らせます。

家を外から眺めても、家に暮らし続けていても、家の構造部の状況を正確に判断するのは難しいことです。自分の家のことなのに、自分がいちばん分かっていない。このような状況を終わりにしなくてはいけないと、私たちは考えています。地震の場合、1回目の振動で壁や天井の裏側が損傷すると、2回目の振動で建物が損傷するリスクが飛躍的に高まります。プレアークシステムで地震直後に建物の損傷状況を把握することで、震災後にリスクの少ない行動をとることができます。また、その状況を自治体が広域にわたって把握することで、避難行動・救助派遣計画の立案や避難所の設置など迅速な対応が可能となります。さらに、プレアークシステムを活用することで、建物の経年劣化を診断することもできます。お住まいの住居はもちろん、空き家となっている建物についても、リフォームやリノベーション時期を把握することが可能となります。

毎日の安心のために

お年寄りも、空き家も、
見守り続けたい。

建物の中にいる人を毎日見守り続ける。それも、プレアークシステムが目指していることです。しばらく動いていない場合、倒れた場合、他の人がやってきた場合、異様な物音など、様々な状況をセンサーが瞬時に把握して、あらかじめ決められた連絡先に異常を知らせることも難しいことではありません。お年寄りや一人暮らしの息子や娘などを、家族がすぐ側にいるような細かさで見守る仕組みを、プレアークシステムは実現しようとしています。また、電気の通っていない、誰も住んでいない空き家への不審者の侵入を見張ることも可能です。使っていない家に電気を契約するのは無駄なこと。電気を自らつくりセンサーを作動させることができるプレアークシステムなら、コストのかからない空き家の管理が可能になります。そうした機能の実装を目指した研究が現在進行中です。

毎日の安心のために

暮らしの中に、
新しい灯りを届けたい。

電源のないところで電気をつくる。CNT(カーボンナノチューブ)を水につけるだけで発電できる仕組みを利用して、クリーンでコストを抑えたエネルギーの可能性を広げる活動を進めています。灯りを使ったアートや芸術、工芸品などの普及活動支援、灯りを使った参加体験型講座(ワークショップ)、そして、災害時に電源が失われた時でも街や道を明るく照らす仕組みづくりにも取り組んでいきます。街を灯で安心できる場所にする、楽しくする、豊かにする、それが、灯おこしプロジェクトです。

カーボンナノチューブで発電

水や水分があれば発電できる
カーボンナノチューブは、人と街のためになる
灯りの新しい使い方を可能にします。

  • Project 01

    竹細工との
    コラボレーション

    国から伝統的工芸品と指定された「別府竹細工」とCNTの灯を組み合わせた展示会を開催しています。

    CNT発電で灯した竹細工ライティング
    (協力:大分県竹工芸訓練センター訓練生)
  • Project 02

    スライムで
    発電ワークショップ

    温泉の水からスライムをつくって、しかも、そのスライムで発電までしてしまう。楽しくてためになるワークショップを企画しています。

    協力:うちらぼ https://uchilab.webnode.jp/
  • Project 03

    電気いらずの
    誘導灯プロジェクト

    いつでも省エネで、しかも災害時に電気が失われた時でも街を明るく照らすことができる、CNTを使った誘導灯を社会実装するための研究を進めています。